11月10日　２０２５年大阪・関西万博の会場建設費が2350億円に増額することを大阪府が受け入れたことに対し、大阪府議会が全員協議会を開きました。

公明党府議団の肥後洋一朗幹事長が大阪府知事、万博協会関係者らに代表質問を行いました。

肥後幹事長は、今回で２回目となる会場建設費の５００億円の増額について、知事に「府の見通しが甘かったと言わざるを得ない。府民・市民の理解が十分に得られていない」と指摘。建設資材の高騰を踏まえ、「万博協会副会長として、もっと早い段階で、協会に状況を聞き取るなどすれば、府民・市民に対し、十分な説明時間を確保できたのではないか」と指摘し、会場建設費の執行状況の確認が不十分であった府の対応をただしました。

吉村知事は、「執行状況の確認が不十分であったことについて、お詫びする」と陳謝。「今後、万博協会理事会などを通じて定期的に執行状況が公表されることを契機に、協会副会長の立場からも会場建設費の執行管理に努める」と答えました。